「音楽にずっと頼って生きてきた。
音楽に助けられてる人生」(マナ)
板橋自分を疑わずに、そのままの自分を出せることがすごいよね。そういう自分を他人に否定されたときはどうやって乗り越えてるの? 生きてると必ずあるよね。自分が大事にしてることを簡単に否定してくる人とか、どうしたって価値観が全然合わない人がいたりとか。
マナとりあえず、めちゃめちゃ音楽を聞く。音楽に頼ってずっと生きてきたから。
板橋自分にとって絶対的なものがあるっていいね。
マナマジで音楽に助けられてる人生なんです。「朝のプレイリスト」「昼のプレイリスト」「元気になるプレイリスト」を自分で作ってて。 「朝のプレイリスト」は聞くと、空が晴れるっていうイメージを持っていて。そういうルーティーンを作っておいて、これを聞いたら、こうなるって自分でわかっておくことが大事。私は相手の価値観を飲み込むのがめちゃくちゃ苦手だし、なかなかできんから、黙るか、反論するかになっちゃう。だから、一回、家に持ち帰って、音楽を聴いて、考えてから言うように努力してるけど、全然できない。あははははは。
カナ(笑)私は友達にまず、愚痴るかな。「本当に全然理解してくれなくて、鬱陶しいんだけど」ってバーって言って。「そうだよね。カナの気持ちわかる」って言ってくれる友達が何人もいるから、その人たちに吐き出して。そうすると、一回、スッキリして落ち着く。落ち着いて冷静に考えると、相手の意見もわかるようになって、五分五分くらいで考えられるようになるかな。
マナ私も同じことをしてる。言わないで溜め込むと死にそうになるから。
板橋聞いて欲しいだけなんだよね。アドバイスが欲しいわけじゃない。
マナ聞いてくれる友達が1番の友達だなって思うよね。「なにそれ! マナ、わかる」って言ってくれるから。
カナそう。本当にありがたい。
ユナ私はもし否定されたら、「違う人間だもんね」で落ち着いちゃうかもしれない。私はこういう派だけど、あなたはこういう派なんだね、それは話は通じんわってなる。私の思いの丈や目線、意見は全部伝えるけど、伝わらなかった場合は、あなたと私の感覚は違うものねって納得する。ドライな感じかもしれないけど。
板橋収められるんだね、自分を。マナちゃんはそのパッションを音楽にぶつけてるし、カナちゃんは友達にぶつけてるのかな。
マナカナ私たちは自分ではどうしようもできないから(笑)。
ユナそういう時に、ユウキが言ってたみたいに、自分を疑わないようにするんだと思う。私は今までこうやって生きてきた。その自分を信じようって思うんだと思う。
板橋なんかそれすごいな。
カナ私もできない。
ユナ言ってみれば、諦めてるところもあるのかもしれない。
板橋他人に過度な期待をしてないというか。
ユウキ私もどっちかというとユナ側かもしれない。意見が合わない時と、価値観が合わない時は対応が違うんだけど、意見が違う時は、まず、自分の意見と向こうの意見の両方をフラットに見てる気がする。自分の意見も案の1つでしかなくて。
板橋バリエーションが増えたみたいな感じで、ポジティヴに捉えるんだね。
ユウキそうそう。そこからもう一回、いろんなアイデアを並べて、新たに考え始める。価値観が違うときは、ユナと同じく期待をしないから、ドライな対応をする。合わないものは合わないから。一緒の世界じゃないかもしれないって思うくらい。
板橋わたしは諦めずに接点を見出そうとしちゃうな〜。
ユウキ愚痴でわーっと盛り上がるパッションはあんまり求めてない。それよりは、解決したいし、合う人がそばにいるなら、そっちと話せばいい。価値観が合わない人と一緒にいようとするから戦いが生まれるというか。
マナめっちゃ甘えてるわ。みんなにメールするからさ。
カナ私もメールする。ちょっと今、聞いてって。
板橋感情的な二人と、理論派な二人なんだね。どっちもいるのが面白いね。
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