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Candy Stripper デザイナー板橋よしえの「おしえてすきなひと」 第5回 LiSA

「LiSAっていうアーテイストの根本をビジュアルで表現してくれているのが
キャンディなんです」(LiSA)

板橋よしえ LiSA

——今回、コラボすることになった経緯もお伺いできますか?
LiSA ずっとしたい!って言ってました。
板橋 (笑)LiSAちゃんがやりたいと思ってくれてることを全然知らなくて。そしたら、ご飯に行った時に、LiSAちゃんから(コラボを)やりたいなって言ってくれて。まさかLiSAちゃんとコラボができるなんて思ってなかったからビックリしました!
LiSA 逆ですよ!キャンディは絶対にコラボしてくれないって思ってました。だから、今回、一緒にやれることになって、超嬉しかったです。大げさじゃなく、ファンのみんなはLiSAといえばキャンディだよねって思ってるんです。LiSAというアーティストが活動していく中で、<ポップなんだけどいたずらで、ちょっとパンク>なものが私の根本だと思ってて。それを音楽以外のビジュアルで表現する時に、本当にドンピシャなのがキャンディで。可愛いのにトゲがあって。男に媚びない感じというか。
板橋 たしかに男に媚びない感じはあるね!
LiSA そこがめっちゃLiSAらしいなって思ってて。もともと、男の子に負けたくないぞっていう気持ちで音楽を始めたので、その気持ちをちゃんと形にしてくれるというか。LiSAっていうアーティストは音楽で表現していることを、見た目や服で表現してくれているのがキャンディで。しかも、私はデビューする頃から8年くらい、ずっとキャンディを着てて。大人になってもちゃんと着られる洋服ってすごいなって思いますね。 ——音楽をやっていく上で、着ている洋服も表現の1つになってるんですね。
LiSA そうですね。私が最初にバンドをやりたいって思ったきっかけがアヴリル・ラヴィーンだったんです。男の子たちの中に混ざって、女の子がパンクをやってる姿がすごい可愛いなと思って。しかも、ちゃんとスカートを履いてて、女の子にしか着れない服で、女の子にしかできないパンクをやってた。その印象が強いので、私自身、音楽もファッションも憧れるようなアーティストになりたいなって思ってましたね。
板橋 LiSAちゃんはロックからポップ、バラードまで、いろいろなジャンルを歌うように、纏う洋服もロックでありポップであり、ときに妖艶だったり。様々なLiSAちゃんを音楽とファッションで表現してくれるから見ていてとても楽しいよ。

板橋よしえ LiSA

——よしえさんはLiSAさんにどんな印象を持ってますか?6月にアジアツアーの一環として開催された日本武道館公演を見に行ったそうですが。
板橋 360度ぐるり埋め尽くされたファンのみなさんの熱量が凄かったです!LiSAちゃんの今まで積み上げてきた大切な歴史をひとつひとつ紡ぐような、圧巻なステージで、まさに7年間の集大成とも言える素晴らしいライブでした。 LiSAちゃんと話していていつも思うのは、ファンの方はもちろん、相手への感謝の気持ちが顔から身体から溢れてるっていうことなんです。誰に対してもどんなことにも全力で、自分がやるべきこと、出来ることはどんなこともやります!っていう根性もある。ライブはLiSAちゃんの世界にみんなを連れて行ってくれて、同じ会場にいるみんなを絶対に楽しませるぞっていう気持ちの伝わり方が凄いと思います。
LiSA ふふふ。ありがとうございます。