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Candy Stripper デザイナー 板橋よしえのおしえて好きなひと 第23回 鈴木えみ

板橋よしえのおしえて好きなひと

デザイナー板橋よしえが大切な友人や一度会って見たかった人々と、
様々なことを本音で語り合う対談連載。
第23回目のゲストは、1999年にモデルとしてデビューし、結婚と出産を経て、
2017年の秋冬シーズンから自身のブランド「ラウタシー」をスタートさせた鈴木えみさん。
モデル、デザイナー、母親と多彩な顔を持つ彼女とプライベートでも親交のある板橋が知る、
パブリックイメージとは異なる意外な一面や“えみちゃんらしさ”とは!?

板橋よしえ 鈴木えみ

「えみちゃんは、愛情深くて頼りになる
  見た目は可愛いけど、中身はおじさん(笑)」(板橋)

お互いにはどんな印象を持ってますか。 板橋しゃべらないとツンとしてるように見えるけど、中身はおじさんなんだよね。こんなに美しいのに(笑)。
鈴木展示会にお邪魔したときに、「えみちゃんって、中身が美しいおじさんだよね」って言われたのをすごく覚えてます(笑)。
板橋あははは。見た目と全然違くて。
鈴木実際に話すと、誌面で見てたイメージが覆されるっていうのは、すごくよく言われるので。ま、得だとは思ってます(笑)。
板橋それに、愛情深いんですよ。困ったら必ず助けてくれるし、親身になってくれる。ベタベタするわけじゃないし、めちゃめちゃたくさん会うわけじゃないけど、心のどこかでいつも「元気にしてるかな?」って気になる存在。人情味が溢れてて大好きです!
鈴木そっくりそのまま返したいです。人の悪口を一切言わないし、裏表もないし、優しいし、本当に真心! っていう、ひと言に尽きる。人格者だからこそ、素晴らしい人たちがずっと周りにいてくれるんだろうし、実家っていう感じがある。
板橋私が出産するときに相談したのもえみちゃんなんですよ。出産前に、えみちゃんが自らの妊娠や出産をテーマに作った本(「s’eeeMAMA&BABY」)を愛読してて。不安なことがあったけど、いろいろ相談に乗ってくれて安心出来たし、ベビーシャワーも企画してくれて。大好きなひとたちが集まってくれて、ものすごく嬉しかった〜〜〜。会場をかわいく装飾してくれたり、魔法使いKOJIさんを呼んでくれて楽しいマジックショーを体験出来たり、オーガニックな自然食の美味しいお料理たちも色とりどり美しいし美味しいし…アットホームで楽しいベビーシャワーをえみちゃんが全て取り仕切ってくれて。ムービーまで作ってくれて、感動したよ。

板橋よしえ 鈴木えみ

鈴木得意なんです!
板橋本当にすごいな〜って心から尊敬したし、一生忘れられない想い出になったよ! ただやるだけじゃなくて、喜んでもらうために徹底した盛り上げもすごかった。
鈴木ふふふ。光栄です。任されがちですね。
板橋ベビーカーもえみちゃん家にもらいに行ったなあ。
鈴木そうだね! 懐かしい。
板橋とにかくすごく頼りになる。
鈴木子育ての話はよくしてましたね。
板橋あと、仲良くなったのは、確か、ブランドを設立する前だったよね。「今度、立ち上げようと思うんですよ」っていう話を聞いて。
鈴木そうだね。服作りに関する真面目な会もありましたよね。
板橋えみちゃんと話をしてると、頭の中がクリアになってくるんだよね。子育ての話をするときの愛情深くて最高なえみちゃんと、仕事の話をしてる時はまた別の人になってて。

板橋よしえ 鈴木えみ

鈴木おじさんが出てきちゃう?
板橋迷ったりそんなにしないでしょ。いつもスパスパって。悩んでいたとしても、「AとB、どっちを選択しようかなって思ってるんです」みたいな。迷ってないというか、困ってない。道筋ははっきり見えてる。
鈴木基本、せっかちだし、効率が悪いのがほんとに無理すぎて。いいのか悪いのかよくわからないけど、仕事の時はそうなんです。悩んだり、迷ったりするのは子育てだけかも。「あ、今の接し方は反省だな」とか。
板橋あはははは。子供の時だけ、人間味が出てくるよね。
鈴木意識的に切り替えてるつもりはないんだけどね。
板橋でも、いるよね。えみちゃんの中に違うタイプの人が。
鈴木そうかもしれない。だから、子供がいるときは仕事はしないです。冷たくしちゃって、後から反省するから。子供が帰ってくる30分前には全部終わらせて、1回、落ち着くようにしてますね。

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